KV01
KV02
KV03

私たち中央ビルト工業は、お客様の声に耳を傾け、
安全で高品質な製品を提供することで世の中の役に立つ会社であり続けます。
確かな実績と技術をもって、ともに未来へ。

お知らせINFORMATION

製品情報PRODUCT

7
販売リース
スカイフェンス
マンション等の改修工事で利用者だけでなく、居住者の安全も守り、施工会社にも喜ばれます。
足場
7
販売リース
アルミ製ステップガード
階段開口部手すり枠
シンプル設計・軽量化により設置・撤去時の作業負担を劇的に改善!足場工事の高齢化の悩みにも貢献します!
足場
9
販売リース
マルチトラスA
大スパン用ボックス型トラス材
大スパンで強度のある「素屋根・仮設屋根」、「作業ステージ」など様々な用途に使用可能なボックス型の大スパン用トラス材です!
特殊商品
7
販売リース
スカイウェッジ427
手すり先行くさび緊結式足場
既存の枠組足場部材の資産が活用可能な外径42.7mmの「手すり先行くさび緊結式足場(次世代足場)」
足場
8
販売リース
軽量四角支柱
ユニット型支保工
高さ調整自由自在で汎用性が高く、コストパフォーマンスにも優れています!
支保工
7
販売リース
アルミ製伸縮梯子付きハッチ式布板
伸縮梯子付きハッチ式布板
2段階ロックで扉開閉時の指挟み事故を大幅に軽減します!
足場
9
リース
マルチトラスB
大スパン用ジョイント式トラス材
部品点数が少ないシンプル設計で初めてでも簡単に組み立て可能!大スパンを飛ばす現場で優れたコストパフォーマンスを実現します!
特殊商品
9
リース
アルコラム
アルミ製柱型枠締め付け金具
軽量・ノンセパで型枠工事の施工時間短縮に大きく貢献します!
特殊商品
7
販売リース
鋼製L型幅木
あんな幅木欲しい、こんな幅木欲しいという方へ!
足場
8
リース
アルプロップ
アルミサポート
豊富な製品で幅広い適応範囲!PC工事等の仮設に好適なアルミサポート
支保工
7
販売リース
クイックステップ
アルミ昇降階段
様々な設置場所・角度に対応!迅速に昇降・移動ができるアルミ昇降階段!
足場
7
販売リース
アルミスカイガード
墜落防止用先行型手すり枠
利用者の安全を守るため、墜落防止を極限まで追求しました!
足場

コラムCOLUMN

  • 足場の種類を5つ紹介!サイズ規格の見分け方も
    建築現場で使用されている足場にはさまざまな種類があります。
    足場は、作業者が高い場所で安全に作業を行えるように設置します。

    一方で、足場は工事後に解体するため、解体が容易でなければなりません。
    つまり足場は、使用中にしっかりと作業者を支えるだけでなく、組み立てやすく解体しやすいものである必要があります。

    今回は、足場の種類とサイズ規格について解説します。


    ▼ 目次
     1.足場の種類について
         1-1.  くさび式足場
         1-2.  枠組足場
         1-3.  単管足場
         1-4.  吊り足場
           1-5.  移動式足場
       2.  足場の規格について
         2-1.  足場のサイズ規格とは
           2-2.  足場のサイズ規格が2種類ある理由と見分け方
       3.  まとめ


    1.足場の種類について

     
    まずは、主な足場の種類について説明します。
     

    1-1.くさび式足場




    くさび式足場は、「くさび」と呼ばれる金具をハンマーで打ち込んで部材に
    接続することによって組み立てられる足場です。

    1980年に株式会社ダイサンが開発・販売したくさび式足場が広く普及したため、
    商品名の「ビケ足場」という通称で呼ばれることもあります。

    くさび式足場は、鋼管(鉄パイプ)を建地(支柱)として一定間隔で立て、そこに水平材や斜材を固定して組み上げます。
    これまでは主に低層建築のために使用されていましたが、近年では中層建築や一部の高層建築にも採用されています。

    この足場の利点は、組み立てや解体がハンマーを使って容易に行える点や、複雑な形状の建物にも対応できる点です。
    また、コストパフォーマンスも高い一方、場所によっては設置が難しい場合があります。


    1-2.枠組足場





    一般的に多くの現場で利用されているのが、枠組足場です。
    主に、鋼管を溶接して構築した建枠をベースに、脚注ジョイント・ジャッキ型ベース金具・
    床付き布枠・筋交い・鋼製布板などの部材を組み合わせて立てます。

    枠組足場は主に建物の外壁に沿って設置され、軽量でありながら高い強度を備え、
    組み立てや解体も比較的簡便なのが利点です。

    また、組み立てにハンマーを使用しないため、騒音もそれほど大きくありません。
    初期にはアメリカのビティスキャホード社から輸入されていたため、「ビティ足場」と呼ばれることもあります。


    1-3.単管足場




    単管足場は、直径48.6mmの鋼管を使用して組み立てる足場です。
    現在のように鋼管が主流となる前は、丸太が使用されていました。
    この足場では、単管にクランプと呼ばれる金具を接続し、さらにボルトで締め付けて組み立てを行います。

    欠点は、くさび式足場や枠組足場と比べると、組み立てや解体にやや時間がかかることです。
    その反面、足場の形状の自由度が高く、他の足場が使用できない狭小地でも組み立てが可能です。

    組み立て自体は比較的簡単であり、部材はホームセンターでも入手可能なため、DIYで使用する人も多いです。

    1-4.吊り足場




    吊り足場は、支持方法が他の足場とは異なり、上から吊り下げて組み立てるタイプの足場です。
    構築物の鉄骨の梁などから支持を取って、吊り下げた作業床を支えます。

    橋梁やプラントなど、足場を下から組み上げるのが困難な場所に設置できるのが特徴です。
    ただし、吊り足場は他の足場に比べて設置の難しい足場であるため、高さにかかわらず「足場の組立て等作業主任者」の選任が必要です。

    また、吊り足場は「吊り枠足場」と「吊り棚足場」に大別され、状況に合わせて使い分けられています。


    1-5.移動式足場




    移動式足場は、キャスター(車輪)が取り付けられた可動式の足場です。
    一度組み上げてしまえば容易に移動させられるため、効率的な施工が可能です。

    作業床は平らで広く、安全な作業が行えます。
    さらに、高さの調整も可能であり、天井や壁などの内装の仕上げ工事に適しています。

    ただし、勝手に動いてしまわないよう、作業中はブレーキをかけておかなければなりません。
    多くの移動式足場は、転倒を防止するために「アウトリガー」と呼ばれる補助用の支柱を立てて固定します。

    中央ビルト工業の1600幅ローリングタワーは、作業床の高さが5400ミリメートルまでであれば、
    キャスターを固定すればアウトリガーによる固定は必要ありません。
    移動後、すぐに作業が行えるため、作業性に優れています。

    移動式足場を使用する際は、作業者が乗った状態での移動は避け、
    足場の上では脚立やはしごを使用しないようにするなど、
    さまざまな注意点を守る必要があります。

    2.足場の規格について

     
    各建築現場の状況に対応するさまざまな種類の足場がありますが、
    それぞれの足場には規格が定められています。

    異なる種類の足場はもちろん、同じ種類の足場であっても、
    規格が異なる部材を混在させて使用することはできません。
    ここでは、足場の規格について説明します。

    2-1.足場のサイズ規格とは

    足場には、インチ規格とメーター規格という2種類の規格があります。

    インチ規格とは、主にアメリカやイギリスなどの海外で使用されている規格です。
    1インチは25.4ミリメートルで、建地のピッチは最も長いもので1829ミリメートル、短いもので610ミリメートルとなります。

    一方のメーター規格は、国際単位系(SI単位系)を採用したもので、日本をはじめとする多くの国で使用されています。
    メートル単位で設計された足場は数字のキリがよく、現場での利用が容易なため、
    国内の現場で足場を使用する際は、メーター規格が適切です。


    2-2.足場のサイズ規格が2種類ある理由と見分け方




    足場にはメーター規格とインチ規格があることを説明しました。

    足場のサイズ規格が2種類ある理由は、中高層ビルやマンション、
    戸建て住宅などの幅広い場面で使用される枠組足場が、当初アメリカから輸入されていたためです。

    アメリカは長さの単位がインチであるため、輸入された足場もインチ規格のものでした。
    国内で使用されているメートル単位とは異なりますが、枠組足場が軽量かつ高い強度で組み立てやすかったことから、
    多くの現場で使用されました。

    その後、メーター規格の枠組足場が販売されるようになり、サイズ規格が異なる2種類が市場に流通するようになりました。
    同じ枠組足場ではありますが、サイズ規格が異なるものを混在させて使うことはできません。

    インチ規格とメーター規格は、実際に長さを計測することで区別できます。
    見た目だけでは区別が難しいため、足場部材が混在しないように管理する必要があります。

    日本の建物はメーター規格で建てられているため、インチ規格の足場は不要ではないかと思う方もいるかもしれませんが、
    実は国内にもインチ規格の建物があります。それは主に輸入住宅です。

    輸入住宅産業協会では、「海外の設計思想に基づき、資材別またはパッケージで輸入し、
    国内で建築される住宅」を輸入住宅と定義しており、日本の建築物にはない特徴が見られます。

    代表的なものとしては、2×4(ツーバイフォー)や2×6(ツーバイシックス)と呼ばれ、
    面と面を合わせて建てる「パネル工法」が挙げられます。

    日本の建築物は柱や梁で構成する「従来工法」で建てられているのに対し、
    輸入住宅は「パネル工法」が一般的となっています。

    「在来工法」に対する「パネル工法」のメリットとしては、間取りの自由度が高く耐震性が高いという点があります。
    さらに気密断熱性が高く、省エネ性能に優れています。

    これらのメリットから、輸入住宅を選ぶ人もいるのです。
    そのため、輸入住宅を建てる際にインチ規格の足場が使われることがあります。
     

    3.まとめ




    今回は、足場の種類とサイズ規格について解説しました。
    足場の選択は、どのような工事をするのかによって大きく変わります。
    足場メーカーの技術情報を確認して、工事内容に適した足場の種類とサイズ規格を選びましょう。
  • 屋根工事に使用する足場とは?特徴や設置する際の注意点など
    建築工事の際に必要な足場ですが、屋根の工事の場合、どのような種類や注意点があるのでしょうか。
    法律では、作業が2メートル以上の高さで行われる場合には、足場の設置を義務付けています。

    屋根工事においても、安全性と近隣住民への配慮を最優先に考え、
    適切な足場を設置することが重要です。
    それでは、屋根工事ではどのような足場を設置すればよいのでしょうか。

    今回は、屋根工事に使用する足場について解説します。

    ▼ 目次
     1.屋根工事に使用する足場の特徴
       2.  屋根足場の種類
       3.  屋根足場を設置する際の注意点
         3-1.  職人の安全確保
           3-2.  墜落防止対策を行う
         3-3.  近隣住民への配慮
       4.  屋根足場なら『マルチトラスB』
       5.  まとめ


    1.屋根工事に使用する足場の特徴

     
    屋根工事に使用する足場の特徴は、建物の外周に設置するような足場とは異なり、
    垂直ではないということです。

    多くの建物の屋根には雨を流すための勾配が付いているため、
    屋根の上で作業をするための足場も屋根の形状に合わせて組み立てる必要があります。

    一般的な戸建ての屋根工事で使用する屋根足場は、外壁工事用の足場とは異なり、
    作業者が乗る足場板は設置せず、単管パイプだけで組み立てられます。
    作業者は、屋根の上で単管パイプに体重を預けることによってバランスをとります。

    屋根工事で足場を設置する際に重要なのは、屋根勾配です。
    屋根勾配とは屋根の傾斜の角度のことで、水平方向に対する角度を示すものです。
    一般的に角度の単位は「度」で示しますが、日本の建築業界では屋根勾配を「寸」という単位で表します。

    古来、日本では長さや重さの単位として「尺貫法」が使用されていました。
    この「尺貫法」では、長さは「尺」、重さは「貫」が基本単位でした。

    「尺貫法」において「寸」は「尺」の10分の1の長さを表し、メートル法では約3.03センチメートルとなります。
    この単位は角度を示す際にも使用されていましたが、
    1891年(明治24年)に「度量衡法」が制定され、1951年(昭和26年)に「計量法」が制定されました。

    「計量法」の制定により、国内の製品についても、国際基準に基づいて長さや重さを正確に計測することができるようになりました。

    現在は、国際単位系(SI単位)に統一され、図面などではメートルを基準とする単位が使用されています。
    しかし建設現場では、江戸時代の名残である「尺貫法」が使用され続けています。
    そのため、建設現場では屋根勾配を「3寸」や「4寸」といった形で示すのです。

    ここでの「3寸」は、水平長さ10寸(約30センチメートル)に対して、
    垂直高さが3寸(約9センチメートル)の勾配を意味します。

    屋根勾配は建築物の用途・外観・屋根材の種類などによって決まり、
    「6寸」以上が急勾配、「3寸」~「5寸」が並勾配、「3寸」以下が緩勾配と区別されています。

    一般的には、足場が必要とされる屋根勾配は「6寸」以上とされていますが、
    屋根の形状や作業内容に応じて、足場設置の必要性を判断しましょう。

    2.屋根足場の種類

     
    一般的な屋根足場は、外壁工事で使用する足場と同じ材料を使用することができます。
    代表的な足場は、単管足場です。

    単管足場であれば、屋根の中心に棟があり四方に流れる形状の寄棟(よせむね)屋根や、
    屋根の1か所が頂点になっている方形(ほうぎょう)屋根のような、
    上と下で寸法が変わる屋根にも柔軟に足場を組むことができます。

    2枚の板を左右対称に合わせたいわゆる三角屋根である切妻(きりつま)屋根や、
    1枚が片方にだけ流れる片流れ屋根のような屋根には、くさび式足場で一定のピッチで組むこともできます。

    3.屋根足場を設置する際の注意点


    ここでは、屋根足場を設置する際の注意点について説明します。


    3-1.職人の安全確保

    一般的に屋根足場が必要とされる屋根勾配は「6寸」以上とされていますが、
    これは角度にすると約30度になります。
    一般的な道路の場合、傾斜が約3度あれば傾きを感じるでしょう。

    実際に30度の傾斜を体験すると、かなり傾いていることがわかります。
    単に「6寸」未満であることを理由に屋根足場は不要であると判断するのではなく、
    屋根の材質や状態も確認して足場の必要性を検討することが重要です。

    屋根の傾斜が「6寸」未満の場合、足場を設置する際は、
    顧客に対して設置の理由を明確に説明する必要があります。
    足場を設置すると、その分費用が増える可能性があるためです。

    足場の設置に伴う追加費用は顧客が負担することになりますので、
    足場の単価を明確に提示し、増加分の費用を計算できるようにしましょう。

    3-2.墜落防止対策を行う



    単に屋根足場を設置しただけでは、職人の安全は完全には確保されません。
    傾斜が緩やかで足場を設置しない場合であっても、墜落防止対策を行いましょう。

    平成26年1月に作成された
    「墜落防止のための安全設備設置の作業標準マニュアル」 
    https://www.mhlw.go.jp/content/000550445.pdf

    では、平成25年の建設業における墜落による死亡災害の特徴として、
    「屋根、屋上」からの墜落が17%となっており、
    「足場」からの墜落が次に多いという結果が示されています。

    こうした事故を防ぐために、屋根足場を設置するかどうかにかかわらず、墜落防止対策を行いましょう。
    具体的な墜落防止対策としては、屋根の上での作業を始める前に、
    墜落防止対策の要である最初の垂直親綱を設置することが挙げられます。

    垂直親綱に安全ブロックを連結し、墜落制止用器具のフックを取り付けることで、
    作業開始前から作業終了まで、作業者の墜落を防ぐことが期待できます。

    3-3.近隣住民への配慮

    屋根の上での作業を行う際は、ほこりやゴミが飛散する可能性があります。
    これらが近隣住民の敷地に落ちたり、建物に引っかかったりすることを防ぐために、
    養生シートを設置しましょう。

    工事期間中は、屋根の上という高い場所に作業者がいるため、視線が気になる近隣の方もいるでしょう。
    養生シートを設置することで、近隣の方は視線を感じずに済み、作業者も作業に専念することができます。

    また、設置や解体の作業を行う際は騒音が発生するため、防音シートを設置し、
    極力音が漏れないようにする配慮が必要です。
     

    4.屋根足場なら『マルチトラスB』



    ここまで、一般的な戸建て住宅の屋根を想定して、屋根足場について説明しました。
    ここからは、特殊な建物の屋根足場について説明します。
    特殊な建物の一例として、神社仏閣について考えてみましょう。

    神社仏閣には日本古来の建築様式が採用されており、その多くが本瓦葺きと呼ばれる工法によるもので、
    形は反り屋根が一般的となっています。

    神社仏閣に反り屋根が多い理由は、形の美しさだけでなく、木造の建物を雨から守り建物内に自然光を取り込むためです。
    建物の主体である「身舎」部分の屋根の勾配はきつくし、軒の勾配は緩くすることでこれを実現します。

    神社仏閣の屋根足場を組む際は、この屋根の反りがあるため、一般の戸建て住宅と同様の足場を組むことが困難です。
    このような場合、中央ビルト工業の『マルチトラスB』が有用です。

    『マルチトラスB』は、設計条件によっては25メートル飛ばすことができるジョイント式大空間用作業足場で、
    大スパンとなる素屋根や作業ステージ、渡り通路など、さまざまな用途に使用できます。

    素屋根とは、工事期間中に柱や壁などを雨で濡らさないようにする、雨養生のための仮設物です。
    素屋根を設置すれば、雨が降っていても工事を続けることができるため、
    工事期間が長い神社仏閣建築にとって、不可欠な仮設建物です。

    『マルチトラスB』は、ピンを差し込んでユニットとして使用することができます。
    また、部品点数が少なく、簡単に施工できるため、工期の短縮を期待できます。


    5.まとめ




    今回は屋根足場について解説しました。
    一般的な基準では、屋根足場を設置する目安は勾配「6寸」以上とされていますが、
    傾斜が緩やかな屋根であっても、屋根や屋上からの墜落災害が発生する可能性があるため、
    墜落防止対策は必ず行いましょう。
  • 建築現場の足場の種類とは?外部足場、内部足場、地足場の特徴をそれぞれ解説
    建築工事で必ず必要な足場は、工事に関わる職人にとって、なくてはならないといっても過言ではありません。

    足場は工事の初期段階から最後までさまざまな場所で使用されます。
    また、足場は1度組んだら終わりではなく、工事の進捗によって形を変えて利用されます。

    足場は職人の安全を確保するだけではなく、作業に専念して良い仕事をしてもらうためにも必要です。
    そのため、職人が作業しやすい足場を組むことが求められます。

    そこで今回は、作業ごとに組まれる足場の分類について解説します。

    ▼ 目次
     1.足場を大まかに分類すると
         1-1.  外部足場
         1-2.  内部足場
         1-3.  地足場
       2.  それぞれの特徴・組み立て方とは
         2-1.  外部足場の場合
           2-2.  内部足場の場合
         2-3.  地足場の場合
       3.  まとめ


    1.足場を大まかに分類すると

     
    足場の分類と聞くと、枠組み足場やくさび緊結式足場などを想像するかもしれませんが、
    ここでは、作業の場所ごとに利用される足場の分類について説明します。
     

    1-1.外部足場




    外部足場は建物の外側に組み立てる足場です。建物全体を取り囲むように組まれ、
    高さも建物と同じくらいになります。

    外部足場に求められることは、十分な強度があり、作業者が複数人移動しても安定していることです。
    外部足場は足場の中でも最も長い期間利用するため、天候の影響を受けないように配慮しなければなりません。

    具体的には台風などの強風時にもしっかりと耐える足場です。
    足場で使用される単管パイプは、外径48.6ミリメートルの棒状であるため、
    単管パイプ単体であれば余程の強風でなければ風の影響を受けることはないでしょう。

    しかし外部足場には通常、飛散防止ネットが設置されます。飛散防止ネットは風の力を受けやすく、
    その分足場にも大きな負荷がかかります。

    外部足場は足場の中でも高所まで組むため、
    飛散防止ネットにかかる力をしっかりと支えられるような施工と管理が必要です。


    1-2.内部足場





    工事が進み建物の床が完成すると、内装工事のための内部足場を設置します。
    内装工事には建物内部の床・壁・天井の仕上げをはじめ、電気・水道・ガス等の設備工事も含まれます。

    内装工事では上の階の床裏作業に見合う高さの足場が必要です。
    建築基準法では居室の天井高を2100ミリメートル以上と規定しており、高くする分には制限がありません。

    一戸建てやマンションでは2400ミリメートルの天井高が一般的です。
    天井高が2400ミリメートル程度の内装工事では、足場を組まずに脚立や立ち馬と呼ばれる可搬式作業台が使用されています。

    一方、工場や商業施設、体育館や劇場など用途が特定されている建物については、
    多くの場合5メートルを超えるため、外部足場のような足場を組むことがあります。

    脚立や立ち馬では届かない場所で、足場を移動しながら作業をする場合は、
    高所作業車やローリングタワーを利用する方法があります。



    1-3.地足場





    地足場は地面より下の、建物の基礎部分などの構造物をつくるために設置する足場です。

    建築工事において、基礎工事は建物の土台となる部分をつくる重要な作業であり、
    丈夫な鉄筋コンクリートで施工します。

    鉄筋コンクリートの施工で建物の強度などを確保するために初めに行う「配筋作業」では、
    作業員が基礎内部で安全に動き回ることができるよう、地足場を一時的に設置します。
    特に建物の土台となる基礎梁の組み立ての際に、作業員が基礎の内部で鉄筋を結束しながら移動するためにも地足場が不可欠です。

    次に行なわれる作業は「コンクリートの打設」。建物の基礎が均一な強度となるように、
    コンクリートを全体に均等に流し込むことがカギとなります。
    そのため作業員は地足場を移動しながら、打設する位置を調整しコンクリートを流し込みます。

    これらのプロセスで地足場が重要な役割を果たし、安全で効率的な環境と、建物の強度や安定性が確保されます。

    2.それぞれの特徴・組み立て方とは

     
    作業によって使い分けられている足場ですが、それぞれの足場の特徴と組み立て方について説明します。

    2-1.外部足場の場合

    外部足場の特徴は建物全体を覆うため、たくさんの足場資材を使用することです。
    資材が多いため組み立てる時には、多くの鳶職人が作業を行います。

    外部足場は建物の最上部まで足場を組み、作業には墜落リスクが伴います。
    そのため5メートル以上の高所で作業を行う場合は、フルハーネス型墜落制止用器具を使用しなければなりません。

    外部足場の組み立て方は、まず建物の図面をもとに足場の割りを行います。
    足場の割りは設計図となるもので、この段階で全体の構造が決まります。
    足場の割りが決まったら、設計図通りに足場を組みます。


    2-2.内部足場の場合

    内部足場の特徴は、建物の内部構造によってさまざまな選択肢があることです。
    住宅やマンションなどの天井高が2400ミリメートル程度であれば、
    脚立や立ち馬を使用すれば作業はできるため、足場を組み立てる必要はないでしょう。

    内部足場を使用する判断基準としては、足場以外の方法で作業床を設けられるかということがポイントになります。
    内部足場を組み立てる場合、外部足場と違い建物の内部に多くの資材を運搬しなければならないため、非常に手間がかかります。

    また建物の内部に外部足場のような足場を組むと、作業者の移動や資材の運搬に影響します。
    内部足場を検討する場合、できるだけ手間のかからない方法を優先に考えます。

    内部足場の手段として最初に検討するのが高所作業車です。
    高所作業車は、高いもので25メートルまで伸ばすことができ、移動が容易であることから、
    多くの工事現場で利用されています。

    しかし高所作業車は通路を確保しなければ利用できません。建物内部で通路が狭い、段差がある場合、
    高所作業車が入っていけません。その際は、ローリングタワーの利用を検討しましょう。

    ローリングタワーであれば、6メートル程度までの作業床を簡単に組み立てることができます。
    また、高所作業車が入れない場所でも、資材をバラして運搬できるため、最小限の資材運搬で足場を設置することができます。

    高所作業車やローリングタワーは床面が水平な場所でなければ使用できないため、
    傾いた床面の場合は単管足場などを組む必要があります。

    2-3.地足場の場合

    地足場は地面よりも下で行う作業のために組む足場です。
    ビルやマンションなどの大規模な建築物は、大きく強固な基礎が必要となるため、地面を掘って基礎を施工します。

    地足場は基礎工事を行う職人が、基礎の上を移動したり配筋作業をしたりするために組み立てます。
    建物の中心を貫くように設置して、基礎の上を移動できる足場です。

    地足場の組み方は、基礎として地面を掘った場所に捨てコンと呼ばれるコンクリートを流し込みます。
    捨てコンは基礎をつくる前に地盤に流し込むコンクリートのことで、地足場は捨てコンの上に組み立てることになります。

    地足場は単管で組まれることが多く、その理由は高さや設置場所の調整に自由度があるからです。
    地足場は基礎工事の進捗によって何度か組み直すこともあります。

    地足場を組む上で注意することは、最後に基礎のコンクリートを流し込む時に干渉しないことです。
    足場がコンクリートで固められてしまい解体できなくなってしまいます。

    コンクリートを流し込む前に、地足場の建地の位置を確認しましょう。
     

    3.まとめ




    今回は、建築工事の作業ごとに組まれる足場の分類について解説しました。
    どの足場も作業者の安全と作業のしやすさのために組まれるものです。
    資材も共用することが可能であるため、使い方を工夫して作業の効率化に取り組んでみては如何でしょうか。


公式InstagramInstagram